こんにちは,サナです。
私は29歳の時に1000万円の資産を作ることができましたが、
そもそも、1000万円20代のうちに資産を作ろう、という目標は、前々から掲げていたものではありませんでした。
正直にいえば、資産が積み上がっていくのを見て、「これは20代1000万いけるのでは?」と思い始めてから、本格的に「資産形成」を意識しはじめました。
そんな状況ですが、「20代で1000万作ろう」と目標を決めてから、どのような点を意識してきたのか、
今振り返って、「こういうことを意識していればもっと早く貯まったな」と考えたことをまとめました。
これから資産形成を頑張りたい!と思っている方の参考になれば嬉しいです。
具体的にいつ、いくらの資産を持っていたか?
私は大学院を出ており、就職時24歳。
就職時点で持っていた資産は、卒業旅行に行って残った20万円…。
通帳や、証券口座からデータを引っ張ってくると以下のような推移になっていました。
24歳・・・150万貯金して170万円、つみたてNISA40万円
25歳・・・100万貯金して270万円、つみたてNISA80万円
26歳・・・130万円貯金して400万円、つみたてNISA160万円
27歳・・・200万円貯金して600万円、つみたてNISA210万円
28歳・・・投資に少しずつ資産を動かし、現金550万円、つみたてNISA+特定口座310万円
29歳・・・現金400万円 つみたてNISA+特定口座で600万円12月に1000万円達成!
振り返ると、コロナで仕事が忙しくなって残業時間が増えたものの、大々的な海外旅行などに行かなかったことによって、貯金が600万円まで積み上がっています。
この辺りから、明確に1000万円という目標をもち、リスク資産に資金を動かした結果、
1年くらいで投資も含めた資産1000万に到達しました。
よくみると2021→2022で全然資産が増えていないですね…
おそらく、貯金がかなりできて気を抜いて散財したのと、結婚し、結婚式、新生活スタートでかなり支出が増えています。
初めてルイヴィトンのバッグを買ったのも、初めて10数万のジュエリーを買ったのもこの頃でした・・・
どのように貯金をしたか?
投資は生活防衛資金ができてから、とよく言われますが、例に漏れず、私もそのようにしていたことが判明しました。
では、その種銭となる貯金をどのように作ったのか、ということについて触れたいと思います。
まず前提として、2022年の途中で実家を出るまでは、いわゆる「子供部屋おばさん」でした。
家賃がかからない、食費もかからない、という恵まれた環境でした。
この生活は、かなり資産形成には有利な環境であり、生命維持の心配があまりないので、
バリバリに残業もして、という感じでしたので、かなり蓄財できたのだと考えています。
父上、母上ありがとう…親孝行させてくれ…
つまり、ここまでの資産を作るのに私がやってきたことを集約すると、下記のようになります。
①稼ぐ(鬼残業)
②支出を減らす(実家住まい)
③コツコツつみたて(コロナショックでもやめなかった)
という、本当に基本中の基本のようなことでした。
資産形成において大切だと思うこと
もっと根本的に、資産形成って何やったらいいの?という方に向けて、私の経験を踏まえて、大切だと思うことを書いていきたいと思います。
私が思うに、まず手をつけるべきは、②の「支出を減らす」です。
なぜなら、『節約は非課税だから』です。
やればやるだけお得になるのは、「支出を減らす」ことだけ!です。
支出の把握
ダイエットでもレコーディングダイエットというものがありますが、
それと同じで、数字を直視して、意識するだけでも行動が変わります。
ただ、あまりに「節約!!!」と気負うとこの先が続きませんので、
まずは、カードの明細や電子マネーの利用明細を隅々まで読み込み、自分が何にお金を使っているのかを一円単位で把握して、支出を見える化しましょう。
ん?となる毎月の支出がないか点検する
支出を把握したら、何に使ったのか、思い出します。
ここでまずやっつけるべきなのは、「無駄な固定費」です。
先月から見ていないサブスク、行ってないジムの会費、読んでもいない新聞代、どんな保障内容か思い出せない保険代、キャリアスマホ代……
毎月あなたのお財布からお金をちゅーちゅーしている金食い虫がいないか、確認します。
解約や、変更には労力が伴いますが、毎月の支出は放っておくとバカになりませんし、
一度変更すればその後は労力なしですので、もっとも取り組む価値があります。
あまり節約節約すると心が死んでしまうタイプの人もいると思うので、
そういう方は固定費の見直しをしたら、稼ぐに注力しましょう。
もう少し節約を頑張れそうな人へ
もう少しだけ頑張れそうな方は、コンビニ支出となんとなく行ったカフェの支出額に意識を向けてください。
毎日毎日ペットボトル飲料、マシンコーヒー飲んでいませんか?
買わなくてもいいお菓子をなんとなく口寂しいから、と言って買っていませんか?
特に時間を潰す必要も、人を待つわけでもないのにカフェに寄っていませんか?
私が②でやればよかったと思っていたのは↑のような支出のスリム化でした。
これができていたら、今頃は1500万円くらい持っていたかも、と思うとなんて勿体無い〜と大反省です。
暇なら残業だ!
次に手をつけるのは、①稼ぐです。
巷では副業や転職で稼ぐ力を向上させましょうという話がありますが、やはりハードルが高いです。
(私は結局どちらもできず、残業しまくりで稼いでいました…。)
手っ取り早く稼ぐにはやはりサラリーマンの伝家の宝刀「残業」です。
無能と思われない範囲で、身体を大切にできる範囲で、残業しましょう。
一人暮らしなら、会社にいる分、光熱費も浮きます。
ただ、副業を育てて独立したい、転職なんのその、という方はぜひチャレンジしてみてください。
その方が、多分幸せになれるし、資産形成スピードも上がります。
少額でいいのでコツコツ資産を買う
最後に③コツコツつみたてです。
私はインデックス投資をメインにやってきたので、インデックス投資において大切なことしか語れないのですが、
少額でも良いので積み立てを「辞めない」「売らない」ことがキモだと思います。
JUST KEEP BUYING!
これにつきます。
コロナ禍で狼狽売りや、積み立ての停止をしていたら、ここまでの資産は作れていなかったと思います。
正直なところとしては、コロナで忙しすぎて、資産を見ている余裕がなく、大幅マイナスになっていることも知らずに、上がり始めてからわーいと喜んでいたのですが…
投資成績が良いのは、1位「亡くなった人」2位「投資したことを忘れている人」というジョークのような本当の話があります笑
とにかく一度積み立て設定をして、投資していることを忘れ、
日常生活を充実させる方向に時間と労力を使うというのが人生の満足度的には高そうです。
資産形成はとってもシンプル
結局、給与所得のサラリーマンが取りうる資産形成方法は、
①稼ぐ(残業できるならする)
②支出を減らす(家賃などの固定費を見直すところから)
③余裕資金でお金を産む資産を買う(寝かさず増やす)
を繰り返していくのが王道だと考えています。
①、②で③に回す資金を増やしていくことが、もっとも簡単で誰でも歩ける近道なんじゃないかなと思います。
終わりに
稼いで、節約したら気が大きくなって、あれもこれも、と物欲が止まらなくなり、
もっと綺麗な家、大きい家に住みたい…だなんて考えて、どんどんと生活レベルを上げていくと、
より強く資本主義に絡め取られて、資産形成は全くできなくなります。
そういえば、友人にも同僚にも…
でも、それはそれで楽しそうですので、生き方の違いかなと思っています。
(ラグジュアリーホテル、海外旅行、ハイブラジュエリー、ペアローン新築マンション……)
あなたはどんな生き方がしたいですか?
なりたい姿を思い描いて、日々の選択をしていきましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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