なぜこの時代に専業主婦になりたいと思ったか

サナの雑記帳
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サナ

夢の専業主婦FIRE生活への道のりを発信します♪
◇地方在住 30歳国家公務員
◇2018年旧つみたてNISA 開始
◇新NISAでは毎月15万円積立中
◇投資スタイルは,コアサテライト
 コア:日本株、米国株、オルカン、債権、REITなどへの分散インデックス
 サテライト:配当目当てのVYM,SPYD,J−REIT,個別株
◇これから育休に入るプレママ

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こんにちは、サナです。

新卒で入社して以来、100時間の残業も厭わずに仕事に邁進していたにもかかわらず、
結婚してからというもの、すっかり家族中心の頭になってしまった私…
仕事から帰ったらお腹を空かせた子犬みたいな夫🐶がいると、
どうしても世話をしてしまいたくなってしまいまして、
「仕事を早く切り上げて早く家に帰ってご飯を作らねば…!!」
という思考にどんどん変わっていきました。

そして、妊娠を経て、さらに仕事観・人生観がかなり変わってしまい、
この変化は不可逆であるなと感じると同時に、
子供が小さいうちは専業主婦になりたいと言う気持ちがどんどん強くなってきました。

今日はなぜ私が「専業主婦になりたいと思ったか」について書いていきたいと思います。
FIREブログなりに(笑)専業主婦とFIREについての関係にも触れます。

なぜ専業主婦になりたいのか

まずは、なぜ令和のこの時代に専業主婦になりたいと思ったのかについて書いていたいと思います。
「そもそも論として、結婚後即専業主婦にしてくれる、もっと稼ぎのいい男と結婚すればよかったのに」、というのはごもっともすぎますので、ご勘弁ください笑

私もそう思ってます!!!!が、稼ぎそこそこの好きな人と結婚しちゃったんですよね。
人生そんなもんじゃないですか?笑

3歳頃までは子供との時間を作りたい

まずは生まれる子供との時間を大切にしたいと言うのが一番です。

3歳神話を盲信しているわけではないですが、幼少期はお金よりも時間・愛情をかけることがもっとも重要だと思っています。

私は「ねほりんぱほりん」というNHKの番組が好きでよくオンデマンドで見ているのですが、
その中でも犯罪や依存症で苦しんだ方々が自分の幼少期について「愛されなかった」と口々に言っているのがとても印象に残っています。

そのような境遇にあった子が全員、道を外れるということでは決してないですが、
幼少期の悲しい経験や思いは、自分がしてしまったことの遠因としてこうも語られてしまうものなのか…と、衝撃を受けました。

そのほかにも、「子どもへのまなざし」という児童精神科医の方が書かれた本を読んだり、
母から色々な話を聞き、
自分に子供が生まれたら、お金やキャリアが不安だから早く仕事に復帰して…というよりは、
子供との時間を優先し、精一杯育児を楽しみたいとずっと考えていました。

「家族」というチームで最高点を目指したらいいのではないか

こんなふうに妻である私が働かずに育児家事に専念したい!と言っていると、引いてしまう男性がいるかもしれないので、
家族単位で考えた時にも片方が家事育児に専念する期間を作るということは、
実は損はない選択なのではないか、という話もしておきたいと思います。

これまで生活費も家事もほぼ折半、という形で私たち夫婦もやってきました。
ただ、子供が生まれたら、これまでやってきた家事のタスクに加え、
育児に関わるタスクが激増します。

いわゆる名もなき家事…

この増加したタスクをこれまで通りに折半しようとすると、
お互いがこれまで仕事に注いできたエネルギーと時間を同じように減らす必要があります。

仕事:家事=8:2だったのを、お互いに仕事:家事・育児=6:4にしなくてはいけないかもしれませんし、もしかしたらそれ以上かも。

また、子供目線で見れば、「仕事も忙しいのに、お金を稼いでくれてありがとう」、
と生まれながらに瞬時に理解できれば良いですが、
小さい子には理解できず、単に疲れた両親に時間もエネルギーもない中で育児され、
長時間保育所で過ごす…ということになってしまいそうで、
自分が子供だったらかなり寂しい思いをしそうじゃない…?と考えました。

サナ
サナ

私は、共働き夫婦の子供ではないので、正確なところはわかりませんが、想像したら寂しいだろうなということです。個人の経験に基づいた個人の意見です。

そうして、夫と妻の両方ともが仕事も中途半端、子供も寂しい思いをして、育児も中途半端になることが私は一番恐ろしいと感じています。

仕事が中途半端になれば、当然昇進昇格昇給に影響が出ますし、子供も精神的な不安定さを抱えるリスクが上がります。
なので、幼少期の時間を使うべきフェーズに、仕事も家事も育児も折半でやろうとするのは、長い目で見ると、うまくいかないリスクが高いのではないかと考えています。

もちろん、スーパーマン・スーパーウーマンの夫婦で完璧にこなす方々がいることは認めますし、
そうなれれば、とても素晴らしいなと思います。

ただ、私たち夫婦の場合で考えると、役割分担を適切に行なって、
各々が仕事で、家事・育児でベストを尽くす方が良いのではないか
と考えている次第です。

サナ
サナ

個人の見解です。

労働に向いているのはどちらかを見極めて分担しよう

↑では、妻である私が家事・育児中心で回していくという話をしていましたが、
この役割を夫が担っても構わないと思います。

ただ、やはり妊娠出産で仕事が途中できなくなってしまうのは、必ず女性です。

サナ
サナ

夫が休んだところで妊婦が仕事に行けるわけではない…

私は特につわりが辛かったのですが、つわりがなくても、定期的な通院、マイナートラブルへの対応、妊娠後期になると動くのも一苦労、産後は体が元通りになるにも時間がかかるということあり、
妊娠出産において仕事を一時的にでも休止しなくてはいけないのは、必ず女性です。

サナ
サナ

育児は代われますが、逆立ちしても妊娠出産は代われないです…

そう考えると、女性側が家事育児の役割を担う方が、女性にはそうした必ず休まなければいけない時があるというのを踏まえるとベターであると考えました。
もちろん、女性の方が就労意欲も高く、成果主義の仕事だ、とか、その選択がベストではない場合もあると思うので、そこは適性を踏まえて話し合って決めればいいと思います。

実際は完全なる専業主婦には踏み切れない気持ちも

専業主婦への思いを散々語ってきましたが、仕事を完全に退職するのはやっぱり不安があります。
ブランクがある女性を雇う職場はない!という意見もまだまだあり、結局最低賃金で働かざるを得なくなるリスクもあります。
ブランクをブランクとしないような専門スキルを身につけたり、人手不足すぎて許容される社会担ったらいいと常々思っておりますが、なかなか実情は難しいでしょう。

なので、まずは育休を3年取って、擬似専業主婦生活を経験し、今後どうやって生きていくかを考えていきたいと考えています。

また、公務員という仕事を選んだ理由の一つに、3年の育休が取れるということがあったので、
ようやく特権を使う時だー!と少し嬉しいです。

サナ
サナ

そのためにしんどい仕事も我慢してきたんだよね…

3年も育休とって仕事はどうするの?育休中のお金は?

「キャリアはどうするの?」「育休中のお金はどうするの?」という意見もあると思いますが、
お金の面だけで言えば、最悪夫の稼ぎだけでも生きてはいけますので、
今、自分がやりたいと思うことを優先させてもらおうと思っています。
幸い貯金もそこそこあり、住宅ローンなどの負債もないので、贅沢しなければ、お金面はなんとかなります。
その点、結婚と同時にペアローンでマンション購入!とかやっていなくて本当に良かったなと、
過去の自分を褒めたいです。ローンがあったとしたら、絶対にこんな選択できませんから。

また、私自身のキャリアとしてはあまり深く考えていません。

サナ
サナ

今の職場でやりたいことがもはや特になく、家族の幸せな生活とFIREのみを目指しているからこその選択かもしれません。仕事の先に夢があるのはいいことだと思います。

別に昇進できなくても、昇格できなくてもよく、それなりの稼得がいただければ、こだわりはありません。
お金をもらう手段でしかないので…

昇進できず、どれだけ育休を取ったとしても辞めさせられないという一点において、
やはり公務員は最強です。

そうこうしているうちに、子供がある程度大きくなれば、時間を使うフェーズは終わり、
お金を使うフェーズに入っていきます。
そうなった時に夫の稼ぎと合わせて、ある程度の収入を確保できれば良いと考えています。

時間を使うべきフェーズにお金のために働くことによって、
使うべき時間を使えないという方が後々のリスクが高いと考えました。

サナ
サナ

は?意識低すぎ。
私はキャリアをちゃんと作りたいの、お金のために働いているんじゃないのよ、

という方には本当に申し訳ありません。私みたいなのは、そういう女性の皆さんの邪魔かもしれないですが、お邪魔にならないように隅っこで生きていますのでお許しください。

専業主婦とFIRE

最後になりましたが、FIREブログらしいことも書きたいと思います。笑

専業主婦って、FI(経済的自立)はしていないけれども、RE(早期リタイア)した状態だとずっと思っていました。

「じゃあ、FIした専業主婦ってFIRE達成じゃん。」と単純な頭をした私は考えていまして、
資産家の娘で、親からの生前贈与を受けながら株や不動産で不労所得を生み出している専業主婦って最強だな〜と。
そういう方で投資ブログをやっている方も結構いらっしゃいますよね。

私もできることなら、資産収入だけで生活費も働いていた時と同じだけ入れて、趣味にもちゃんと使えるようなキャッシュフローを生み出したかったです…。

この、専業主婦FIREですが、
月20万円くらいの不労所得があればできそうな気がするので、
年利4%で考えると6000万円あれば、達成できそうです。
また、子供がある程度大きくなったら、時間もできるので、
パートなんかで月7万円(年84万円で扶養内)稼ぐとすれば、
資産所得は13万円でよく、必要資産は年利4%で考えて3900万円あれば達成できます。

サナ
サナ

サイド専業主婦FIREですね!!早くこれになりたい…

*月20万円の収入を得るのに必要な資産
・資産収入のみ・・・6,000万円
・扶養内パート(月7万年)・・・3,900万円

夫の扶養に入っておけば、社保も年金も払わなくていいので、税金的にはかなりお得…な気がします。

さらに、所得税がかかるギリギリまで働き、idecoによる所得控除を受ければ、
自分のための年金も積立可能。払うと一番損する厚生年金を払わなくて済むのがデカすぎます

こ、これは、ずるい…

さらに、扶養家族が多い方が色々な支援の所得制限を受けづらい制度設計になっていますので、
この立場、戦略的に目指す価値があるような気がします。

今の時代、従業員として働いたら働いただけ税・社保でノーガード取られ放題ですからね。

私も資産4,000万円貯まったら、専業主婦FIREしたいですね!!
男性で無職期間がある方より、女性の方が「主婦してました〜」って方が言いやすい気もして、
女性特権を使い倒せそう。(言い方よ…)

終わりに

女性も平等に働くべしと言う風潮が強い昨今ですが、それは長い目で見れば、
子供を犠牲にした生き方ではないのか、とずっと疑問でした。

女が家事育児をしたいだなんて、旧時代的、昭和!と言われそうですが、
私はやっぱり仕事より家族をいかに幸せにするかが大切なので、一時的に私の所得が下がっても、
夫には昇進・昇格を目指して頑張ってもらい、子供にも小さいうちにたくさん甘えさせて、
思いっきり可愛がりたいと思っています。

世間の当然、世間の幸せより、私と私の家族にとっての幸せを追求したいです。

とはいえ、こうして仕事をするのか育児をするのか、選択できる自由があるこの時代は、
素晴らしいです。皆が自分の幸せを追求できる時代に生まれて良かったなと心の底から思います。

先ほども書きましたが、絶対に妻が家事育児というのではなくて、
得意な方が得意な役割を担ったらいいと思います。平等にできる方は平等に。
それぞれ最適な編成で最良の結果を得られるように頑張っていきましょう。

なにはともあれ、まだ産んでないなか、こんなことばかり考えている私でして笑
まずは無事に産めるように健康に気をつけて過ごします。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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